【タンギングの種類を増やそう!】

タンギングの種類を増やす”ことで
ファゴットの表現力をのばすことができます。


メロディやリズムを表現するために
レガートやスタッカート、テヌートなどの
アーティキュレーション』が
楽譜には描いていますが、
タンギングもこの仲間になります。


これは
音の発音の仕方から音の区切り方や
つなぎ方、音の切り方
会話で言うと「どんなしゃべり方をするか」を
表しています。

 

 


その中でもタンギング
か行の『K』の音や、さ行の『S』の音
子音をどんなふうに発音するかの部分で、

 


遠くにいる人に伝わるようにするには
滑舌よくしゃべらないといけないし、


耳元で愛を伝えるためには
きっとささやくようにしゃべるでしょう

 

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その役割が“タンギング”になります。

 

 


このタンギングの種類を増やすと
表現力がグッと上がるので
“音を区切るためのタンギング”ではなく
“表現するためのタンギング”を
意識して練習しましょう!

 

 


一般的に
タンギングの練習というと、
タタタ(TaTaTa)の一種類を
リズムや速さを変えながらするけども、


言葉にもたくさん子音があるのに
タンギングが一種類だと
演奏もつまらなくなってしまいます。

 


・タタタ(TaTaTa)は
滑舌よくハッキリ発音ができるし
息も入りやすいので
音をバウンドさせることもできます


・ティティティ(TiTiTi)は
もっとするどくて
直線的な音が表現できる


・ダダダ(DaDaDa)は
音と音をなめらかにつなぐような
発音に向いていて、
そばにいる人に語りかけるような
表現をすることもできる


・ディディディ(DiDiDi)は
もっとも強い発音で
弦楽器が弓で弦を引っかくような
音が表現できる

 


こんなふうに
タンギングの引き出しをいっぱい持ってると
表現の幅が広がるので
色々試してみてください^_^

 

 


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