【ファゴットのE♭キーの使い方】

左手小指の位置にある『E♭キー』


名前の通り
一番低いLow E♭を出すためのキーですが


他の音でも時々使ったり、
なんなら使っても使わなくても
どっちでもいい場合とかもあります。

 


僕自身、正直あまり考えずに
使ってたところがあったので


せっかくなので“正しい使い方”を
まとめたいと思います。

 

 


『E♭キー』の特徴は
音色、音質、音程をととのえるキーで
料理のかくし味みたいなものですね!

 

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具体的な使い方は、


1、開放音Fの一音上のG音は
楽器によってはすこし高めのピッチの場合が
多いので、E♭キーを使うことで
ピッチをすこし下げて落ち着かせることが
できます。

 


2、高音域の音に使うことで
音色を落ち着かせる効果があるので、
全音域の音色を統一するために使います。


開放音Fのオクターブ上のFと
それ以上の音にはかならず使います。

 


3、開放音Fの一音下のE♭音は
人差し指と薬指だけで出せる音ですが、
それだけだとピッチが高く、安定感もないので
『E♭キー』を使うことが必須です。

 

 


こんな感じで、
音色、音質、音程をととのえるために使える
便利アイテムなので、


この3つの使い方以外の音でも使うと、
合奏のときに効果が出ることがあります。

 


音色が硬かったり
音質がまわりに溶け込まなかったり
音程が上ずってしまうときに

 


使ってみましょう!

 

 


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