【《息の支え》ってどういうこと?】

ファゴットでも他の管楽器でもそうですが、
部活やレッスンで


「もっと息で支えて!」
「高音を出すときはおなかで支えて!」


と先生に注意されたことがありますよね?


でも
「体のどこをどうやって支えるの?」
と質問されて、わかりやすく答えるのが
とても難しいことでもあるので、


生徒は理解できなくて混乱してしまいます。


《息の支え》を
どこをどうやって作り出すのか
具体的なお話をしてみたいと思います^^

 

 


ふだん何も考えずに呼吸しているとき、
息を吸うと胸や腹部が少しふくらみ
息を吐くと元に戻りますよね?


風船が空気が入るとふくらんで
空気が抜けるとしぼむのと同じです。

 


ただ、
“吸ったらふくらんで吐いたら元に戻る”
この当たり前の体の動きは


効率的なブレスがしにくく、
楽器を吹くのには都合がよくない動きなので、


息を吐いてもできる限り
元に戻らないようにします。


この
“息を吸うときも吐く時も
体を一定のバランスに保とうとすること”が
《息を支えている》状態になります。

 


具体的にどこをどうするのかというと…


まず、わき腹に手を当てて
深いため息をついてみましょう。


へその少し上あたりの、
お腹やわき腹がベルト状に
体の外側に向かって広がるような
感じがしませんか?


この広がる状態を感じながら息を吐くと
しっかりと支えを作ることができます!


へその上がベルト状に張ってる感じが
ポイントです!

 

f:id:tanigawafg111:20190203104605j:image


おなか(腹筋)全体を硬くしてしまうと
みぞおち・胸・ノドまで硬くなり、
息の通り道が緊張してしまうので


『へそベルト』を感じましょう!

 

 


感想をコメントしてくれたり
シェアしてくれるとうれしいです!


メルマガも近日中に刊行するので
ぜひ事前登録をしてください!
  ↓ ↓ ↓ 
https://ws.formzu.net/fgen/S14665164/