【《息の支え》ってどういうこと?】
ファゴットでも他の管楽器でもそうですが、
部活やレッスンで
「もっと息で支えて!」
「高音を出すときはおなかで支えて!」
と先生に注意されたことがありますよね?
でも
「体のどこをどうやって支えるの?」
と質問されて、わかりやすく答えるのが
とても難しいことでもあるので、
生徒は理解できなくて混乱してしまいます。
《息の支え》を
どこをどうやって作り出すのか
具体的なお話をしてみたいと思います^^
ふだん何も考えずに呼吸しているとき、
息を吸うと胸や腹部が少しふくらみ
息を吐くと元に戻りますよね?
風船が空気が入るとふくらんで
空気が抜けるとしぼむのと同じです。
ただ、
“吸ったらふくらんで吐いたら元に戻る”
この当たり前の体の動きは
効率的なブレスがしにくく、
楽器を吹くのには都合がよくない動きなので、
息を吐いてもできる限り
元に戻らないようにします。
この
“息を吸うときも吐く時も
体を一定のバランスに保とうとすること”が
《息を支えている》状態になります。
具体的にどこをどうするのかというと…
まず、わき腹に手を当てて
深いため息をついてみましょう。
へその少し上あたりの、
お腹やわき腹がベルト状に
体の外側に向かって広がるような
感じがしませんか?
この広がる状態を感じながら息を吐くと
しっかりと支えを作ることができます!
へその上がベルト状に張ってる感じが
ポイントです!
おなか(腹筋)全体を硬くしてしまうと
みぞおち・胸・ノドまで硬くなり、
息の通り道が緊張してしまうので
『へそベルト』を感じましょう!
感想をコメントしてくれたり
シェアしてくれるとうれしいです!
メルマガも近日中に刊行するので
ぜひ事前登録をしてください!
↓ ↓ ↓
https://ws.formzu.net/fgen/S14665164/