【練習すればするほど下手になる?】

そんなふうに感じた事はないですか?


練習をしてもしてもうまくならなくて
だから練習時間増やして


それでも上手くならない
それどころか下手になっていってる気がする…


そう思うことが僕はありました。

 


こわいことに、実際に
「練習して下手になる」なんてことが
起こってしまうことがあるんです!


それはどんなときに
起きてしまうんでしょうか?

 


以前も書いたことがありますが、
ムリな反復練習は、同じ姿勢を続けることで
筋肉がこり固まっていくので
体の動きが悪くなってきます。

 


一生懸命になりすぎると
姿勢も前かがみになってきて
背中やお腹にムリな力が入ってしまいます。


前かがみの姿勢は
頭が体より前に出てきます。


重たい頭を支えるために
首にも力が入ってきます。

 


意識して感じてみるとわかるのですが、
お腹に力を入れて息を吸ってみると
手や指にまで力が入ります。


もちろん、呼吸にひつような
肋骨回りの筋肉もかたくなり
呼吸も浅くなってきます。

 


そして次の日、
固まった筋肉を温めてほぐすために
ウォーミングアップやリハーサルをしないと
まともな音が出せない。
そうじゃなくても不安になってしまう、、、

 

 


色々とわるいことばかり書きましたが、
つまり…


“体をかたくする練習が
上手くなることをジャマしている”


ということなんです!

 


もし、練習に行き詰まりを感じたら
一旦立ち止まりましょう!


そして、体にムリをかける練習は
やめましょう!


時には、練習を休むということも
上手くなるためには必要なものです。
勇気をだして休んでみましょう!

 


一生懸命になっているときは
よくもわるくも、周りが見えなくなってしまいます。


落ちついて自分の体と心の声を
聴いてあげましょう!

 

 


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【“苦手・辛い”と上手に向き合う方法】

苦手なフレーズを練習するのって
イライラして辛くないですか?


練習嫌いだった僕が練習好きになれた
「練習嫌いを克服するコツ」の
お話をしてみたいと思います。

 


前回は
できない自分を責めることをやめて
「自己否定をしてしまう自分を
受け止めて、許してあげよう」と
口に出して言ってみるエクササイズを
紹介しました。


“自分”は責めても力を出してくれません。
好きという気持ちが
自分の力を引き出してくれるんです。

 


僕は以前
「このフレーズが10回連続できるように
なるまでひたすら反復練習をする」
こんな練習してたことがあります。


出来たときの達成感はあるけども
苦しいからできている、と錯覚してるだけで
身についていませんでした。


同じことをひたすらくり返すことは
体を緊張させてかたくする原因にもなるので


今日できたことが
次の日にはできなくなってる
なんてこともあります。

 


でも、苦手なフレーズの練習は
さけては通れませんよね😖

 


ではどうすればいいのか

 


それは
「やるべきことを、機嫌よくやること」


つらい練習を我慢しつづけると
自分は不機嫌になってきます


できない部分があっても
決して悪いことではないんです


苦手なままで、むやみに反復練習をせずに
今の自分の状態を、責めずに
ありのまま受けとめましょう!

 


苦手だと感じさせてるのはどの部分でしょう?
苦手と感じている部分は
実はその前後に苦手の原因がありませんか?


ありのままの自分を
よく観察してください。

 

 


“苦手”というのは、思い込み
そこに気づければもうこっちのもん!!


練習した分うまくなれる
そんなご機嫌な自分が待ってますよ😉

 

 


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【“自己否定”しちゃう自分を許そう】

みなさん、練習は好きですか?


ちなみに僕は嫌いでした。
(今は好きです🤗練習サイコー!)


速い指回しのための反復練習
なかなか言うこときいてくれないリードたち
がんばって練習しても本番で失敗しちゃう…


練習してもなかなか上手にならない
苦しくて辛いのが
当たり前だと思ってました。


こんなふうにダメな自分を否定していると
ぜんぜん楽しくないから
気持ちが落ち込むし、体もかたく重く
言うことを聞いてくれなくなります。


まじめな人ほど
できない自分を責めちゃうし


そのことが良くないとわかってるから
また自分を責めてしまうんです。

 

 


じゃあどうやって
練習嫌いを克服できるでしょうか?

 


それは…


自分を受けとめて、許してあげるんです。


“自己否定”しちゃう自分を
受けとめて、許してあげましょう!


「自己否定してしまう自分を
受けとめて、許します」と
声に出して言ってみましょう。

 


これだけのことなんですが、
せまくなった視野が広がって
自分を客観的に見ることができますよ^ ^


“できない部分”じゃなくて
“昨日より成長できた自分”を
見ることができるでしょう。

 

 


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【疲れないブレスの取り方②】

昨日は
ラクに良い音”で吹き続けるための
ブレスの取り方についての
お話しでした。

 


胸骨や肋骨が体のどこまで広がっているのか
自分の手でさわって実感し、


肋骨の底に広がってる横隔膜や肋間筋が
自由になるイメージをすること


呼吸筋の自由をとりもどすための
コツやポイントを
お話ししてみたいと思います。

 

 


まず、楽器を使わずに
呼吸だけの練習をしましょう。


お腹を意識してブレスをとると
腹筋が緊張してかたくなり
つながっている横隔膜や肋間筋も
かたくなってしまいます。


なので
「お腹」を使わずに呼吸する練習をします。

 


息を吸う前に「お腹」を少しだけへこまし
へこましたまま保ちます。


保ったまま息を吸うことで
「お腹」を使えないようにして
肋間筋を使った呼吸にシフトします。

 


この呼吸法で
2秒吸って10秒吐く
2秒吸って20秒吐く
1秒吸って30秒吐く…

 


このときの「姿勢」もたいせつです。


肩幅に足をひらいて立ちます


頭が体の中心に乗るように
力を抜いてまっすぐ前を見ながら
少しあごを引いてみるといいでしょう。


背中が反っていると
それだけで腹筋や背中がかたくなるので
肩甲骨や背中がフラットなるように…
壁に背中をくっつける感じで。

 


これは
“眞々田式呼吸法”と
“アレクサンダーテクニーク”という


体の使い方の研究を
組み合わせて自分自身が使っている
メソッドです。

 


ぜひ参考にしてください。

 


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【疲れないブレスの取り方】

昨日は「腹式呼吸の誤解」についての
お話だったので


ラクに良い音”で吹き続けるための
ブレスの取り方についての
お話してみたいと思います。

 


息が浅くなりがちな人や
プレスをとるのが苦手な人は


自分の体にとって不自然な呼吸の仕方に
なってしまっているようです。

 

 


お腹を使って息を吸わなきゃ


肩が上がらない(下げる)ようにしなきゃ


重心を下げなきゃ

 


~しなきゃ系の考え方は
体を緊張させてしまいます。


呼吸に必要な肋骨の間の筋肉や横隔膜も
かたくなるので
呼吸がどんどんしづらくなっていきます。


では
お腹で息を吸う“誤解”を
体から解くには…


自分の体の声を聞きましょう!


自分の体の声を聞くって?
自分の体のことをよく知ることです!

 


胸骨(胸の真ん中にの首元までのびる骨)や
肋骨が体のどこまで広がっているのか


肋骨の底に広がってる横隔膜…

 


自分の手でさわってみて
体感してみてください。


今自分の手でさわったところが
自由になればなるほど
ラクに”呼吸をすることができるでしょう。

 


そして
空気のとおり道の気管や、肺は
体の前の方にあることも覚えておきましょう。
背中の方には息は入りません。

 


また明日
呼吸筋を上手に使うための
実践方法のお話をしてみたいと思います。

 


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【疲れない楽器の吹き方とは?】

ラクに良い音で”吹き続けるには


充分な空気(呼吸)を“ラクに”とり続けるため
呼吸のことを知る必要があります。


腹式呼吸の誤解」について
お話ししてみたいと思います。

 

 


昨日は「お腹」を意識すればするほど
呼吸が浅くなる、というお話でした。


そもそも
息を吸うと空気はどこに入るでしょうか?
<肺>ですよね^ ^


肺は全体を肋骨に守られて
底には横隔膜という筋肉があります。


肺は空気を充分に取りこめると
ふくらんでいきます。


すると肺のふくらみに合わせて、
①肋間筋(肋骨と肋骨の間の筋肉)がのびて
②横隔膜は下の方にさがります。


横隔膜が下がると、
お腹のなかにある筋肉などが
外に向かって押し出されるので
お腹がふくらみます。


そして


のびた肋間筋や横隔膜がちぢむことで
肺から空気が出ていきます。

 

 


⭕️息(空気)を吸うと、お腹がふくらむ
              ↓ ↓ ↓
✖️お腹がふくらまして、息(空気)が入ってくる

 


こんな風に「誤解」が生じることが
あるんですね。

 


「お腹」を意識してふくらまそうとすると
お腹の筋肉(腹筋など)は緊張して
かたくなっていきます。


腹筋などは
横隔膜や肋間筋ともつながっているので
呼吸に必要な筋肉は
どんどん緊張していきます。

 


呼吸筋が緊張してのびなくなってくるので、


「お腹を膨らまして息を吸っているのに
充分な空気が吸えていない」


こんなことが起こってしまうんです。

 


習ったとおりに「お腹」を意識したら
息(空気)が充分に吸えなくなる…


こんなことが起きていたら
とてもイヤな話ですよね?


でもこの「誤解」で
充分なブレスがとれていない人は
たくさんいます。

 

 


明日は
どうやったらこの「誤解」を
体から解いていくかのお話です。

 

 


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【疲れない練習方法があれば…】

管楽器吹きにはある程度の体力が必要。


ラクに良い音で”練習し続けられたら
絶対に早く上手くなれますよね!


そのためのポイントの一つは
「充分な空気(呼吸)を“ラクに”とり続けること」


このことはそらそうでしょう!!
と共感してもらえると思います。


なので「腹式呼吸」についてのお話です。

 


腹式呼吸」ってきくと
皆さんはどんなイメージでしょうか?


「息を吸う時にお腹をふくらませて
息を吐くときにお腹をへこませる」


とか


「お腹を使って呼吸する」


「おへその下(丹田)を意識する」…などなど


「お腹」に意識が向く
イメージになっていませんか?


実は…
「お腹」を意識すればするほど
呼吸がどんどん浅くなっていくことが
わかっているんです!!

 


「お腹」を使って吹きなさいって
習って練習してきたのに


意識すればするほど呼吸しづらく
なっていくなんて
なんだか変な話ですよね…

 


なんでこんなことが起きるんでしょうか?
どうすれば‘’ラクな“呼吸で吹けるのか?


明日からこんなテーマで
お話ししたいと思います。

 

 


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